インチダウンで必ず守らないといけない3つのこと

2020年10月22日

スタッドレスタイヤの購入時、インチダウンすることでかなり安く購入できます。特に、低扁平率のタイヤが標準で装着されている車に乗っている人は、インチダウンすることで安くスタッドレスタイヤを買うことができます。

インチダウンで必ず守らないといけないこと

但し、インチダウンはホイールのリム径を小さくしますので、やりすぎは車両に干渉する危険性もありますので以下のことを必ず守るようにしないといけません。

インチダウンをするとき守らないといけないこと

・タイヤの外径は変えない
・タイヤハウスや足回り部品などに干渉しない
・荷重指数(ロードインデックス)を下げない

インチダウンに関する注意事項

上で紹介していますインチダウンをする際、必ず守らないといけないことについて少し詳しく紹介します。

タイヤの外径は変えない

車に標準で装着されているタイヤのサイズで以下のことが決まってきます。

  • 発進・走行時の運動性能や燃費
  • 走行距離計(オドメーターやトリップメーター)の表示

特にタイヤ外径が変わってしまうことで、これらに影響が出てしまいますので、インチダウンの際は、タイヤの外径はほぼ変えないようにしないといけません。

車に干渉しない

インチダウンすることで、タイヤ周りの部品(ブレーキ関連部品など)に干渉してしまうと大変なことになります。車種ごとに許容できるインチダウンサイズがありますのでそれを超えたインチダウンは絶対にしてはいけません。

ロードインデックスを下げない

ロードインデクスとはタイヤ1本で支えることができる荷重のMax値のことを指します。

その車種・グレード毎に1本のタイヤ当たりの耐荷重性能(ロードインデックス)が決まっていて、設定されているロードインデックスを下回らないようなタイヤを選ぶ必要があります。

ロードインデックスについては以下で詳しく説明していますので参考にしてください。

大手のタイヤ通販ショップなら安心

インチダウンを行うときは、以上3つを必ず守らないといけませんが、基本大手のタイヤ通販ショップのサイトでは、自分の車種・年式・グレードを選択すればそれに合ったサイズのタイヤが表示されますし、購入時も車の型式・年式などを必ず入力しそれをもとにスタッフの方が適合を調べてくれますので問題ありません。

但し、フジ・コーポレーションは、基本標準装備のタイヤサイズでしか表示されませんので、インチダウンサイズでの購入を希望する場合は少し手間がかかります。

通販各社でインチダウン設定が異なる

タイヤ通販ショップ大手のフジ・コーポレーションは、インチダウンに対しては、かなり安全マージンを取った設定になっていて、標準で設定されているサイズ以下のホイールサイズは検索では表示してくれません。

例えば、マツダ3は標準装備のタイヤサイズが18インチですが、メーカーオプションで16インチにインチダウンできます。しかし、検索では、18インチ装着車には18インチサイズのタイヤしかヒットしません。

16インチ装着車を選べば、16インチの商品がヒットします。

ホームページでも、『スタッドレスタイヤのインチダウンの設定はしておりません。』との記載がありましたので、欲しければ自己責任で買ってねということなのでしょう。

カーポートマルゼンでは、16インチ・17インチともに設定されていますので、適合しないわけではないと思います。

フジコーポレーションでインチダウンサイズを購入する時は

フジコーポレーションでインチダウンサイズの商品を購入するには、

  • インチダウンを希望する場合は、カーポートマルゼンなど他社のサイトでサイズを確認し、そのサイズで検索する
  • フジコーポレーションに問い合わせる

など少し手間がかかります。

しかし、フジコーポレーションは大手の強みで大量仕入れによる低価格を実現していますので、インチダウンをして更に安く買いたいところです。

こちらもどうぞ

当サイトでは、ピックアップしたメーカー・車種ごとの各サイズと価格(輸入タイヤセットと国内メーカーセットの価格も比較できます)を紹介していますのでこちらも参考にしてみてください。
メーカー車種別スタッドレスタイヤサイズと価格一覧